「宝箱」を開けた日
マメではないのでブログがすっかりご無沙汰。
昨日のグルーデコ講座でもブログを読まれている方がいると知り、申し訳ない気持ちになり笑、もう少し更新の頻度を上げようと思いました。できるかな笑?
今年は「頑張らない」ことをテーマにしています。ついつい頑張る性格なので、年齢的にもゆるゆるに転換していこうかなと。今までとは違うベクトルにエネルギーを走らせて、自分のバランスをとる。ゼロに向けて。俯瞰はとても大切である。
コロナ禍で閑古鳥が鳴いていたTearsの講座も、昨日は早いうちから満席となりました。
そろそろ皆さん冬眠から出てくる時期なのですね笑。
コロナ禍になって以来、初めてご新規の方が何人かいらっしゃったので、本当に喜ばしい一日となりました。ありがとうございます。
今日は「宝箱」の話をしたいと思います。
私が一番好きなことは「音楽」なのですが、22歳で社会人になり好きな音楽に携わる仕事に就いたものの身体を壊して辞めたとき、私は音楽を宝箱にしまいました。一番好きなものは大切にしたいので、たまに宝箱を開けて眺めて幸せになれればいいやって思っていたんです。好きを仕事にして苦しんだ挙句、それが最善だと思ったんですね。そうすれば苦しむことなく一生好きでいられる・・・って。
ですが・・・
人生は、明日はわからないものだと思いました。
母が脳梗塞で寝たきりになってから。
人は一夜にして、歩く、食べる、話す・・・ことができなくなることもある。
前日まで、私が作ったスープを美味しいと言って食べてくれていましたが、一夜にしてそれも二度とできなくなりました。その喪失感たるや、想像を超えていました。今は介護医療院で2か月に一度、10分しか面会できません。
面会に行くと、母は脳は半分死んでいますが、話は少し理解しているようで、涙を流すんです。感情が残っている証拠ですね。
そんなこともあり、今を全集中で生きていてちょうど良いのかなと。宝箱に入れている間に、人生終わってしまったら?と考えるようになりました。
そして、宝箱の蓋を開けっぱなしにすることにしました笑
29年ぶりに、また歌い始めて1年経ちました。先日発表会があり、2曲。
・O mio babbino caro
・Je veux vivre
発表会の日に宝箱が開き、歌の楽しさと喜びを思い出したので、この楽しさをお伝えするべく、コンサートなどする際はぜひお越しください笑
NHKカルチャー西宮ガーデンズ教室 一日講座 リボンブローチ
ソプラノを楽しんでいます(9歳から18歳まではアルトでした〜笑)♪
音楽の翼 堀江先生と