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幸せの在り処

1か月ぶりのブログ更新となりました。

内容のないブログにはしたくないので、気が落ち着く時に書いています。

よく、「ブログ、読み返しています!」とおっしゃっていただけるので、率直に、嬉しいですね。

私はあなたに、手紙を書くような気持ちで綴っています。

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長女の大学受験や卒業式、グルーデコアワードの企画書提出、そして友人と心通わせる、大切な1か月が過ぎました。

3月は一般的に、別れの時期ですね。

お子さんや友人、パートナーと、物理的に離れる事になる事が多い月です。

そして、別れが決まってから、焦るんですよね。

「もっと◯◯しておけばよかった・・・」って。

これは、単なる「別れ」だけでなく「死」についても同じです。

どうして多くの人は、スタートしたものの、ゴールを意識しないままで走ろうとするのでしょうか。

人は、生まれた瞬間から、死へのカウントダウンを始めているんですよね。

その「誕生から死」の間に、どれだけの経験を積むかが、あなたのストーリーとなってきます。

私はよく、人生を映画に例えます。

意識するのは「起承転結」。

起承転結は、ストーリーの構成要素の一つですね。

実際、今の私の人生はその中の「転」に差し掛かり、ドラマティックに変化しています。

私の事を昔からご存知の方なら、そうだねって言ってくれるはずです。

このまま「転」で終わるかもしれないけれど、頭の中では「結」も、しっかりイメージしています。

人生を責任持って進めているから、途中で終わっても、後悔はないんですよ。

先日、私の人生で一番苦しかった時代を支えてくれた友人に、

「由美、今、あなたは死んでも後悔ないよね!」と言われて、この子はもう本当に、私の理解者だなと思いました。

その通りで、いつ死んでも後悔ないよう、全力で生きてます。

私は以前のブログにも書きましたが、20歳の時に、震災で一生忘れられない光景を見てしまった。

そして、「死ぬんだな」という覚悟をした経験があるのです。

なので常に「死」を背負いながら生きています。

それにより、逆算が上手になりました。今という、かけがえのない時間を、どれだけ輝くものにしていくかを考えて生きる事が出来るようになったんです。

「別れ」や「死」を意識して生きると生きないとでは、人生の深さが変わってきます。

あなたの周りの全てが、当たり前でない事にも気づきます。

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先日、高校を卒業したばかりの娘は、高3の春には心的要因で突然歩けなくなり、入院していました。先が見えず、親子で嗚咽するほど泣きましたが、担当医の先生と娘の絆なのか、驚異的なスピードで歩けるようになりました。

娘は卒業文集の中に、「先生には感謝しかない」「変な言い方だが、入院して出会えて良かった」と綴っているんです。

一見すると逆境に思える事が、後にはかけがえのない財産となる事も、今回学んだんですよね。


友人たちや先生との別れは、新たな出会いの始まりを告げます。

常に一期一会の精神で、人と過ごす時間を充実させていけば、また、終わりの時を意識して生きていけば、実りある人生となるに違いありません。

出会いが「奇跡」だという事は、万人が気づいている。

大切な人には、たくさんの愛を注いで過ごしていかないと、時は待ってくれない・・・

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今日は、日差しがとても気持ちよくて、ゆっくりと海まで走ってきました。

山の麓から、海まで流れる川が、最近は生き物のように感じられ、愛おしくなっています笑。

みなさん、川と、海の境目って、水はどんな味がするか知っていますか?

私は知っています。

少し、しょっぱいかな~・・・です。塩分控えめ笑。川のようで、海のような味なんです。

今日は久々に、味見しました笑。

海は、やはり海の味。しょっぱかったです。

偶然、1500羽ほどの、鳥が、三角州でくつろいでいたのですが、私の気配に気付かず、私も鳥の一員として、30分ほどくつろがせていただきました。鳥は会話していましたよ。喧嘩してる子もいました。まるで人間のようです。

家に帰って、拾ってきた貝殻の磯の香りを、Max(犬)がクンクン嗅いで、楽しんでいました。

今は目が見えず、耳も聞こえないので、外に出るのを怖がります。

昔、私と一緒によく散歩したこの川&海の香りで、楽しい記憶が蘇るかな~?

Maxは、たとえ壁にぶつかっても、誰と比べる事もなく、不自由ということさえ知らないので、毎日とても幸せそうです。

Max、また貝殻拾ってくるね。

Yumi


8 Mar , Fri , 2019