wishing
星に包まれる経験をした事はありますか?
あれは私が大学2回生の夏だったかな。
アルバイトで貯めた50万円で、1か月、旅に出ました。
幼なじみの友人と二人で、イギリスから、フランス、イタリア、ギリシャまで、いつか行こうねって決めてたんです。
往復の格安エアチケットはまだあまり知られていなかったH.I.S.で購入した事が思い出されます。
脱線しますが、私、先見の明があるんです。グーグルが知られてない時に、グーグル使ってたし、ラインも、教えてもらった時には同期するのは一人だけでした。そんな事だらけで、時代を結構先取りしてます。当時はH.I.S.も知られていなかった。株とかやったらいいのにと、よく言われるんですが、全く興味ありません。そしてグルーデコ。これはハンドワークの新ジャンルとして確立されるなと思ってました。センサーが働くんです。
星の話に戻りますね。私と幼なじみは、お互い写真やアートが好きだったので、美術館巡りや写真を撮る事に夢中に。彼女は卒業後、そのまま芸術の道へ進みました。昔から絵もとても上手な子で。ヨーロッパは、どこを切り取っても絵になりますね。私は2度目のヨーロッパだったのですが、日々の風景が美しくて、帰りたくない病にかかってしまい、二人とも親への連絡を忘れてしまいました。親同士は捜索願いを出そうかどうか悩んでいたと、帰って聞かされたので、携帯で繋がる今が、どれほど便利かわかりますね。連絡は、周りに心配をかけない程度にするべきですね笑。
イタリア南部のナポリかバーリか、どこか忘れましたが、そこから客船でギリシャのアテネ、そしてクレタ島に渡ったのですが、漆黒のエーゲ海に浮かぶ船から見上げる満天の星
一生忘れないと思います。
自分は、宇宙の一員であり、あ、なんだ、生きてるんじゃなくて、生かされてるんだって。宇宙を身体全体で感じたのは、この時です。しばらく甲板の上に寝そべって、星を眺めてました。これが、宇宙は愛でできてるって、わかった瞬間。
私はたまに、カーテンを開けた時に、隣のマンションの一階が潰れていた光景を思い出し、苦しんでいました。「どうして私は生きているのですか?」この問いが頭を駆け巡り、時々布団の中でうずくまって泣いていました。今もたまに苦しくなる。地震の一瞬で、生きると死ぬの分かれ目が来る事もある。一瞬でですよ。その時から、時間が一番大切なものである事。時間を逆算して生きる事。亡くなった方々のためにも、自分は時間を無駄にせず一瞬一瞬、輝かせて生きる事。命がある限り、私は精一杯愛の伝道師として、作品や文章などで表現しようって。今は、やっとそう思えるようになりました。困難は成長のためにやってくるけど、乗り越えられるもの。私、随分乗り越えてきた。今、どうして自分だけ・・・と思っている方は、安心してください。全ては愛でできていますよ。心配しなくて大丈夫。未来はイメージした方向へ向かうので、今が苦しい人も、キラキラしたイメージを持って。一緒にこの素晴らしい時間というものを、輝かせていきましょう。
追伸:偉そうに言ってるけど、自分に対しても言ってるんですよ。私だって、克服しなきゃだめなテーマにもがき苦しんでる。だけど・・・信じてる。輝く未来を。
Yumi