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卒業の時

…安堵感でいっぱいです。昨日は本当に最高の日でした。

まず、グルーデコ®︎アワード2019の受賞者の皆様、おめでとうございます。心からの拍手を送らせていただきます。冨田は受賞ならずでした。そして特別審査員のコシノジュンコ先生、スワロフスキー®️・ジャパン株式会社の皆様、株式会社wGlue Japanの皆様、今回最終審査にあたり作品をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

今回の私の作品について、述べさせていただきます。4年間で、たくさんの作品の試行錯誤を繰り返しておりますと、自分がどう表現したいのかということから、どう生きたいのかということを問いただすようになりました。本に書いた通り、常々日々改め、自分を見つめながら生活しているにも関わらず、更に。今回の羽の部分、実は全部、wGlueとスワロフスキー®️・クリスタルで作ろうか、とても考えました。グルーデコ®︎アワードという名前である以上、土俵はグルーデコ®︎です。二次審査でも、最終審査でも、コシノジュンコ先生がおっしゃいました。「もっとグルーデコで表現できたら良いですね」。私の作品は、初年度のウェディングブーケ以外、昨年度からwGlueの使用量も、スワロフスキー®️・クリスタルの使用量も、他の作品より圧倒的に少ないのです。使えるのに、使わなかった。私は引き算してしまう。それが今回受賞できなかった大きな理由だと思います。どうやっても、2枚の羽以外は、wGlueで表現することができませんでした。作ればいいだけなのに・・・そう思われると思いますよね。私のイメージに反する表現ができなかった。とても拘りは強いです。その代わり、仕上がった作品は自分で言うのもなんですが、本当に美しいです。大満足しています。自分の子が一番愛おしいように、自分の作品が一番愛おしいものです。4度目の挑戦で、ある程度の「離見の見」が身についたので、今回はとても冷静に審査結果を受け入れています。審査発表中は、グランプリは嬉しいですよね、準グランプリも嬉しいですよね、でも場合によっては、少し悔しさも残るかもな〜。そんな風に感じました。そして今回初めての経験、「最終審査に残ったけれど、受賞しなかった」を、経験しました。私、すごい。かなり極めましたね笑。

結果は残念でしたが、とびっきり嬉しいことがありました。

4度目の授賞式。私は初めて壇上に上がることができず、客席から壇上を眺めていました。そしたら突然コシノジュンコ先生が、

「そして冨田さん・・・。コンセプトがとても素晴らしかったです。

生き方が、凄く新しい。」

受賞者でもないのに、私宛にいただいたメッセージ。一生の宝です。

今回で最後の挑戦である旨を、終わってからお伝えし、新たなアートとしてのジャンルに挑戦してみたいことをお話すると、とても良いと思います、頑張ってくださいね、とおっしゃっていただきました。私は卒業の時を迎えたのです。

清々しいです。自分の全力を出し切りましたから!宝、財産、いっぱい手にしました。有形ではない、経験という宝石!

ミュージック・ビデオは、お楽しみとして制作しており、最後のモノクロ部分だけを、作品と一緒に映像で展示しました。奇跡の7g。

作品は空に舞い上がりました。空へ羽ばたいた作品は、海に潜って死を迎え、永遠の生命を持つフェニックス・・・新たな姿で蘇りました。

私にドローンの操作を教えてくださった佐々木先生、淡路島から駆けつけてくださり、本当にありがとうございました。その他、来てくださった私の大好きな友人の皆様、ありがとうございます!最後を見届けてくださったご恩は忘れません。あとで合流した方々も、ありがとうございます!

私、本当に幸せ者ですね。

今日は娘と一緒でしたが、私、そんなに変なんですかね。「変人の極み!」って言われました。

そんなあなたが、好きです。

Yumi

蘇ったフェニックス
12 Nov , Tue , 2019